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アニマルセラピーを必要とする人

アニマルセラピーを必要とする人たちは、たくさんいらっしゃいます。子どもから大人・高齢者の方まで様々。健常者もいらっしゃれば障害者もいらっしゃいます。特に必要とされる人の代表は、高齢者の方になるでしょう。

介護士が忙しくてできないようなとき、話し相手として動物たちが傍にいることを喜ばれる高齢者の方が多いようです。

動物は、人間のように愚痴を言ったりお説教したりしません。黙って自分たちの言うことを聞いてくれます。それがいいのかもしれませんね。

何か辛いことがあっても傍に居てくれる、無償の愛をくれる、寂しさを和らげてくれる…動物にはそんなパワーがあるのかもしれません。

そういったことを必要としている高齢者の方が多いというのが現状です。私たち人間が相手にならなければならないであろう問題を動物たちが解決してくれているわけです。

また、近年では不登校の子も動物を必要としていることが日本でも取り上げられるようになりました。

専門家を交えるとしたら、この場合は臨床心理士などのカウンセラーになるのかもしれません。

不登校で引きこもりをしている子どもが、犬と飼うことによって世話をするなどの自立心を身につけるようになったり、朝の散歩のためにきちんと早起きをするようになって、不登校になると乱れがちな昼夜逆転の生活を取り戻せるようになるなど。同年代の子どもを相手には接せられないというように、いじめを経験したお子さんでも、動物を相手にまた向き合うようになれた、なども聞くようになりました。

また、海外では被虐待児が動物に心を開くようになったという報告もあります。その被虐待児が接している動物も、被虐待動物だったりするんです。

アメリカのグリーンチムニーズをご存知ですか?被虐待児は、自分と同じような経験をした動物にとても優しく接するようです。人間が犯した悲劇を、二度と繰り返したくありませんね。

■治療プログラムとしてのアニマルセラピーの対象者

子ども 一人っ子、不登校、精神的・身体的・性的虐待児、親がいない子どもなど
高齢者 独居、老人ホームなど
終末期医療 がん、エイズ患者など
後天的慢性疾患 事故や病気など
先天的慢性疾患 精神遅滞、ダウン症、自閉症、脳性マヒなど
身体機能障害者 視覚・聴覚・言語障害者、手足の不自由な人、てんかん患者など
犯罪傾向にある人 囚人、医療刑務所など
精神障害者 認知症、精神分裂病、躁うつ病など


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