犬の学習心理学入門
●学習の法則:うれしいことが起こると直前の行動を学習します!
犬は、うれしいことが起こる直前の行動を学習します。ご飯やおやつを食べること、大好きなおもちゃで遊ぶこと、飼い主さんに撫でてもらうことはもちろん、その他にもその場の状況に応じて「うれしいこと」はたくさんあります。
以下の例を見てみてください。どんなことが「うれしいこと」になり、どんな「行動」を学習しているのでしょうか。
[例1-1] [例1-2] [例1-3] [例1-4] [例1-5]
●学習の法則:うれしいことが起こらなくなるとやらなくなります!
「学習の法則:うれしいことが起こると直前の行動を学習します」によって学習された行動も、うれしいことが起こらなくなると徐々にやらなくなります。
やらなくなるまでの時間は、学習してからどの位の時間が建っているか、どの程度その行動が定着しているかよって変わってきます。「うれしいこと」が起こらなくなると、一定期間、以前よりもその行動を頻繁に行うようになることもあります。しかしこの時期を乗り越えると学習したことを完全にやらなくなります。
[例2-1] [例2-2] [例2-3]
●学習の法則:たまにうれしいことが起こると学習効果は絶大!
”毎回”うれしいことが起こるより”たまに”うれしいことが起こった方が学習効果もあがります。このようにして学習されたことは忘れにくいという特徴があります。
[例3-1] [例3-2] [例3-3]
●学習の法則:いやなことが回避できるとその行動を学習します!
犬はいやなことを避けることができた行動を学習します。
[例4-1] [例4-2] [例4-3]
犬は、うれしいことが起こる直前の行動を学習します。ご飯やおやつを食べること、大好きなおもちゃで遊ぶこと、飼い主さんに撫でてもらうことはもちろん、その他にもその場の状況に応じて「うれしいこと」はたくさんあります。
| A.行動の前 | B.行動 | C.行動の後 |
| 吠える <噛み付く 飛びつく ▲学習 |
ごはん・おやつ・おもちゃ 散歩に出かかること・撫でてもらうこと 注目されること・・・ (うれしいこと+) |
[例1-1] [例1-2] [例1-3] [例1-4] [例1-5]
●学習の法則:うれしいことが起こらなくなるとやらなくなります!
「学習の法則:うれしいことが起こると直前の行動を学習します」によって学習された行動も、うれしいことが起こらなくなると徐々にやらなくなります。
やらなくなるまでの時間は、学習してからどの位の時間が建っているか、どの程度その行動が定着しているかよって変わってきます。「うれしいこと」が起こらなくなると、一定期間、以前よりもその行動を頻繁に行うようになることもあります。しかしこの時期を乗り越えると学習したことを完全にやらなくなります。
[例2-1] [例2-2] [例2-3]
●学習の法則:たまにうれしいことが起こると学習効果は絶大!
”毎回”うれしいことが起こるより”たまに”うれしいことが起こった方が学習効果もあがります。このようにして学習されたことは忘れにくいという特徴があります。
[例3-1] [例3-2] [例3-3]
●学習の法則:いやなことが回避できるとその行動を学習します!
犬はいやなことを避けることができた行動を学習します。
[例4-1] [例4-2] [例4-3]
学習の法則:「罰」は一時的には効果あり!でも副作用があります
誉めてしつける方法は効果が出るまでに飼い主の手間と時間がかかります。それと比べ叱る、罰を与えるという方法は時に非常に短時間で効果を見せることがあります。
しかし、それには副作用があることをぜひ知ってください。
副作用1
「罰」が与えられると直ちにその行動は取られなくなります。しかし、その効果は永久ではありません。その効果を持続させるためには、毎回罰が与えられ続けなくてはなりません。
副作用2
与えられていた罰が与えられなくなると前にも増してその行動が見られるようになります。
<例1>
退屈をするとごみ箱をひっくり返してしまうジョンは、とうとう大目玉をくらいました。その後暫くはごみ箱に近寄ることをやめていましたが、暫くすると恐る恐るごみ箱に近づいてみます。飼い主さんから怒られるとその場を去りますが、怒られないとやはり前と同じようにごみ箱をひっくり返してしまいます。それどころか、ひっくり返しても叱られないことが続くと、ますますひどくなっていきました。
解説
「大目玉」はジョンには即効性の薬でした。でも、この効果は永久には続きません。罰が与えられ続けられないと効果はなく、それどころか、罰が与えられなくなるとその反動があるのです。
副作用3
罰はそれが与えられた状況ではその行動が起こらなくなっても、それ以外の場面ではよりひどくその行動を取るようになります。
<例2>
多くの子犬がそうであるように、サチも飼い主さんにじゃれてはよく噛んでいました。人を噛んではいけないということを教えるため、旦那さんはサチが噛んだら首根っこを掴んだり、叩いたりして噛んではいけない、ということを徹底的に教えました。その結果、サチは、大人の男の人には決して噛みませんが、子供や女の人には噛む子になってしまいました。
解説
「首根っこを掴んだり」「叩いたり」というような罰を用いて教えた場合、このようなことが起こるのです。サチの場合には、「罰を与えた状況」である男の人に対しては効果がありましたが、それ以外には効果がありませんでした。また困ったことに、反動によって女の人や子供にはひどく噛む子になってしまいました。
罰を与えるということは、望ましくない行動をやめさせるのに使う手段としては決して効果的ではないことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
副作用4
忘れてはならない”罰を与えることの副作用”はもうひとつあります。自分のことを叱ってばかりいる人の前で萎縮してしまった経験を誰でも一度くらいはお持ちでしょう。逆に自分を励まし、認めてくれる人の前では精神的にのびのびとして思わぬ発想が生まれたり、勉強がはかどったりするものです。犬も同じなのです。誉めてしつけられた犬は表情が生き生きし、飼い主の言うことに耳を傾け、その要求に応えようとする意欲に満ち溢れた犬に成長します。叱られてばかりいる子は飼い主の前で萎縮してしまいそうは行きません。叱るということで一時的に望ましくない行動をやめさせることができるかもしれませんが、これでは犬と良い関係は築けないのです。
しかし、それには副作用があることをぜひ知ってください。
副作用1
「罰」が与えられると直ちにその行動は取られなくなります。しかし、その効果は永久ではありません。その効果を持続させるためには、毎回罰が与えられ続けなくてはなりません。
副作用2
与えられていた罰が与えられなくなると前にも増してその行動が見られるようになります。
<例1>
退屈をするとごみ箱をひっくり返してしまうジョンは、とうとう大目玉をくらいました。その後暫くはごみ箱に近寄ることをやめていましたが、暫くすると恐る恐るごみ箱に近づいてみます。飼い主さんから怒られるとその場を去りますが、怒られないとやはり前と同じようにごみ箱をひっくり返してしまいます。それどころか、ひっくり返しても叱られないことが続くと、ますますひどくなっていきました。
解説
「大目玉」はジョンには即効性の薬でした。でも、この効果は永久には続きません。罰が与えられ続けられないと効果はなく、それどころか、罰が与えられなくなるとその反動があるのです。
副作用3
罰はそれが与えられた状況ではその行動が起こらなくなっても、それ以外の場面ではよりひどくその行動を取るようになります。
<例2>
多くの子犬がそうであるように、サチも飼い主さんにじゃれてはよく噛んでいました。人を噛んではいけないということを教えるため、旦那さんはサチが噛んだら首根っこを掴んだり、叩いたりして噛んではいけない、ということを徹底的に教えました。その結果、サチは、大人の男の人には決して噛みませんが、子供や女の人には噛む子になってしまいました。
解説
「首根っこを掴んだり」「叩いたり」というような罰を用いて教えた場合、このようなことが起こるのです。サチの場合には、「罰を与えた状況」である男の人に対しては効果がありましたが、それ以外には効果がありませんでした。また困ったことに、反動によって女の人や子供にはひどく噛む子になってしまいました。
罰を与えるということは、望ましくない行動をやめさせるのに使う手段としては決して効果的ではないことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
副作用4
忘れてはならない”罰を与えることの副作用”はもうひとつあります。自分のことを叱ってばかりいる人の前で萎縮してしまった経験を誰でも一度くらいはお持ちでしょう。逆に自分を励まし、認めてくれる人の前では精神的にのびのびとして思わぬ発想が生まれたり、勉強がはかどったりするものです。犬も同じなのです。誉めてしつけられた犬は表情が生き生きし、飼い主の言うことに耳を傾け、その要求に応えようとする意欲に満ち溢れた犬に成長します。叱られてばかりいる子は飼い主の前で萎縮してしまいそうは行きません。叱るということで一時的に望ましくない行動をやめさせることができるかもしれませんが、これでは犬と良い関係は築けないのです。
ドッグフードいろいろ
|
|
|
|
「マザー.wan」 (成犬) |
「グリーングレイン.wan」 (チキン) |
「グレイン」 (チキン) |
「玄太の元氣ごはん」 (養生食) |


