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麻薬捜査犬

敏感な嗅覚を生かし、税関などで荷物に隠された麻薬類(大麻、へロイン、コカイン、覚醒剤)を嗅ぎ当てることを仕事とする犬です。シェパードやラブラドール・レトリーバーなどの活躍が有名で、大麻を捨ててきた人のバッグにも反応するほどです。

■種類と役割
麻薬犬には「アグレッシブドッグ」と「パッシブドッグ」の2種類がいます。
アグレッシブドッグ スーツケースや荷物の中の麻薬のにおいを嗅ぎ取ると、前足で引っかいて教えます。
パッシブドッグ 人が手に持っている荷物や服のポケットなどにある麻薬のにおいをかぎ、知らせるときは、その人のそばで「おすわり」をします。

麻薬を見つけるには、麻薬のにおいを掃除機のような機械で吸い取って、そのフィルターを分析する装置にかけるという方法があります。でも、これは時間がかかるので漏っていた人を取り調べることができません。
犬のいいところは麻薬を持っているかどうかが直ちに分かることです。お起きの荷物を短時間で調べることもできます。
麻薬がなかったときの麻薬捜査犬は、任務を果たせずストレスになるので、お客様の協力のもと、麻薬のにおいが付いた物を身に付けていただき、麻薬捜査犬に任務達成させることもとても重要なのです。

■麻薬犬は麻薬中毒にならないの?
犬はダミーをくわえるけれども、麻薬の入ったものはくわえません。麻薬のにおいを嗅ぎ取って知らせると、ハンドラーがダミーを投げるので、それをくわえるだけです。
麻薬のにおいをよく知っていて興味を示すのは、そのにおいがある所に大好きなダミーがあって、それでハンドラーと遊んでもらえるからです。だから犬が麻薬中毒になることはありません。

■麻薬犬は他のにおいにだまされないの?
麻薬はいろいろな物の中に隠されていて、においが強い物の中に入れてあることもあります。たとえば魚肉やコーヒー豆、また、香水や消臭剤をたくさんふりかけてあったりします。でも、麻薬のにおいはほかのにおいと混ざるだけで、においの成分が消えるわけではありません。
においが混ざって人間に分からなくなっても、麻薬のにおいが残っている限り、鼻の鋭い犬には分かるのです。

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